マットコート紙は真っ白でサラサラとした質感があります。
マットコート紙は、マットな質感と真っ白な色が特徴です。表面にコートが施されていますが、吸水性がある為、インクの色が若干暗くなります。素材と質感が楽しめる紙素材です。
マットコート紙 特徴
色 | 白色 |
光沢 | なし |
質感 | 紙特有のナチュラルな肌触りが特徴です。 指でなぞるとコピー用紙程度に「サラサラ」しています。 |
価格 | 紙系の中では中価格な素材です。 |
印刷 | 〇・・・単色 ×・・・カラー4色、金色、銀色(色が沈みます) 吸水性のあるマットコート紙は、インクの色が沈みますので、事前に試作をお勧めしています。習字用紙は水滴をたらすと、その部分の色が濃くなります、あの現象です。 |
加工 | 箔押しに向いています。エンボスも可能ですが凹凸は控えめです。 |
種類 | 70kg(一般的) 訂正用(下地の印刷内容が透けない仕様) |
粘着 | 一般的な粘着のみのラインナップになります。 |
化学物質調査 | REACH規制、RoHS指令、など書類提出可能です。 ※材質によって非対応あり |
マットコート紙 使用用途
商品パッケージ
マットコート紙のシールは、商品パッケージに使用することができます。マットな質感が高級感や落ち着いた印象を与えるため、特に化粧品や高級食品、ハンドメイド商品など、デザインやブランドイメージを重視する商品に適しています。
お酒
マットコート紙のシールは、上質に似た質感があるため、お酒などのラベルにも向いています。紙特有の質感でブランドに高級感を与えたり、商品に付加価値を持たせたりすることができます。
訂正シール
マットコートの訂正シールは、グレーがかった上質の訂正に比べ白いです。つまり、訂正したことが分かりにくいです。(訂正シールは糊面をグレーにすることで、下地を透けづらくし、隠ぺい性を高めています)訂正したい箇所が白い場合、マットコートの訂正がおすすめです。
3種類のコートの違い
コート紙は、「マットコート紙」「ミラーコート紙」「アートコート紙」の3種類があります。素材選びの際に迷われる方も多いかと思いますので、以下にそれぞれの特徴と違いを説明します。
マットコート紙
マットコート紙は、つや消し(マット)な仕上がりの紙です。上質に似ていますが、上質よりも真っ白になります。ミラーコート、アートコートに比べ印刷の色が若干暗くなります。真っ白かつ、上質のような紙独特の質感をお求めならマットコートをお勧めします。
ミラーコート紙
ミラーコート紙は、光沢(グロス)のある仕上がりを持つ紙です。この紙は一般的に印刷物や広告などのカラフルな画像や写真に使用されます。ミラーコート紙の表面は鏡のように光を反射し、鮮やかな色彩と高いコントラストを提供します。色の再現性が高く、写真やイラストが鮮明に印刷される特徴があります。
アートコート紙
アートコート紙は微光沢の紙です。ミラーコート紙ほど鏡のような反射はありません。アートコート紙は、印刷物や雑誌、カタログ、パンフレットなどの広範な用途に使用されます。一般的には鮮やかさとコントラストを求める場合にはミラーコート紙よりもアートコート紙が選ばれることがあります。
※それぞれ無料の素材見本ございます。ご自身の目でお好きなコート紙をお選び頂く事をおすすめします。
制作事例
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