シールの仕上げの種類は?用途によって5種類から選べます
シール・ラベルの作成は、貼り作業の利便性も考慮しておくことが必要です。シールを自動で貼ったり、人の手によって1枚1枚商品に貼付されてるケースもあります。このページでは5つの納品形態を解説しています。シール・ラベルの発注の際に役立ててくれれば幸いです。
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シートカット仕上がり
シールが手貼りの際に便利です。1シートに何枚もシールがついている状態です。例えば、2列×5段で1シートというのが可能だったりします。(シールの寸法によります)当社では使い易さを考慮し、シートの最大寸法を300×300mm以内に収まったものにしています。また、シートカットの魅力は低コストです。1枚に仕上げる加工費が含まれないため安く仕上げることが出来ます。1000~3000枚といった小ロットは基本的に1列になります。
1枚カット仕上がり
1枚カットはその名の通り1シートに1枚だけシールが添付されています。貼る作業より、配布する事を目的とされている事が多いです。シールよりも台紙の方が大きいため、見た目がダサく感じますがメリットもあります。台紙の方が大きいのでシールが剥がしやすいです。また、横からのダメージはシールに直接触れないので傷が回避できます。コスト面ではシートカットよりも割高です。1枚にカットする加工賃がプラスされるためです。
ロール仕上がり
自動ラベラーという機械貼りの場合に適している仕様です。 5000枚以上のシール・ラベルの貼付にはラベラーで自動貼りする事をお勧めします。(もちろん手貼り作業でも使用する事が出来ますシートカットと同レベルの需要があります。
ロールはシールの巻き取りを、外巻きと内巻きで選べます。取り出し方向を、右出し・左出し・頭出し・尻出しというように選んで頂きます。※ラベラーの機械によって異なるので発注時にご指示頂く必要があります。
また、低コストを希望であれば「適量ロール仕上げ」をお勧めしています。1ロールに貼付されるラベル数量を最大にする事により加工費が安く済みます。逆に1ロールに対するシールが少量ですと加工費が上昇します。少なくても1000枚で1ロール以上がおすすめです。
断裁仕上げ
個々に配布する場合に選定されるケースが多いです。断裁とは適量に重ねたステッカーの左右上下の側面を一気に断ち落とす方法です。シールと台紙が全く同じのサイズになります。台紙の方が大きいシートカットに比べ、見た目が良いのが特徴です。台紙にスリット(背割り)を入れておくと便利です。裏面を上にして少し折り曲げるとシールから台紙が勝手に剥がれてくれます。
ブチヌキ仕上げ(打ち抜き・全抜き)
変形のステッカーに適しています。抜き型を用いてシールを台紙ごとブチ抜く方法です。全抜きとも言われています。断裁と同様にシールと台紙が同じ寸法なので見た目が良いです。こちらも背割り(スリット)を入れておくと便利です。コスト面では複雑な形状になるほど抜き型代が高くなります。
シールの仕上がり まとめ
シールを発注する前に仕上がりを決まっていると印刷会社とのやり取りがスムーズになります。最後に簡単にまとめたので参考にしてください。
シートカット・・・商品ラベル
1枚カット・・・・ステッカー
ロール・・・・・・商品ラベル
断裁・・・・・・・ステッカー
ブチヌキ・・・・・ステッカー
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