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ラベルシールの作り方!WordとExcelでの自作方法と印刷会社に依頼する流れ

ラベルの作り方

ラベルシールには、中身のわからない商品の情報や魅力を伝える役割があります。封筒や荷物の宛名用にラベルシールを使う場合もあるでしょう。

自作や印刷会社への外注などさまざまな作り方があり、かかる費用もそれぞれ異なります。ほかの商品と差別化してオリジナリティを発揮するには、作り方に妥協しないことが大切です。本記事では、自作でのラベルシールの作り方から差別化のポイントまで解説します。

当社は、ラベル印刷・シール印刷専門として、幅広いラベルシール作成を行ってきました。自社商品に魅力的なラベルシールを貼付したいという方は、以下からご連絡ください。迅速に回答いたします。

ラベル・シール印刷でお悩みの方へ

こんな印刷はできる?どれくらい予算が必要?など
お悩みがございましたらお気軽にご相談ください。

小島ラベルの制作事例ページ

目次

ラベルシールの2つの作り方

商品やパッケージに貼付するラベルシールの作り方は、主に以下の2通りです。

  1. エクセルとワードで自作する
  2. シール印刷会社に依頼する

作り方1 自作する

ラベルシールを自作する場合は、パソコンでデータを作成し、プリンターで出力する方法が一般的です。1枚から手軽に作成できて、好きなときに印刷できます。プリンターがないときは、コンビニのプリントサービスを利用しましょう。

作り方2 シール印刷会社に依頼する

仕上がりにこだわりたい場合は、ラベルやシール専門の印刷会社に任せることをおすすめします。見積もりやデザインの相談など、完成まで時間はかかるものの、その分こだわりのあるラベルの制作が可能です。

自身で作業を進めるネットプリントと比較すると若干費用は高くなりますが、高品質な仕上がりでほかの商品との差別化にもつながります。商品ラベルなど付加価値をもたらしてくれるラベルを求めている場合は、印刷会社へ依頼を検討しましょう。

印刷会社へ依頼する具体的な流れを知りたい方は、記事後半の「ラベルシールを印刷会社に依頼して作る流れ」からご確認ください。

宛名ラベルシールをWordとExcelで自作する4つの流れ

宛名ラベルシールをWordとExcelで自作する場合の大まかな流れは、以下のとおりです。

  1. 宛名用のラベル用紙を準備
  2. Excelで宛名を入力
  3. Wordの差し込み印刷機能を利用
  4. Excelデータを読み込みプリンターで印刷

流れ1 宛名用のラベル用紙を準備

まずは専用のシール用紙を準備します。「タックシール」とよばれることも多く、宛名用の場合はA4サイズが一般的です。

シール部分の形状にはさまざまなタイプがあるため、購入時に間違えないように注意しましょう。

流れ2 Excelで宛名を入力

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Excelを開き、一番上の行に宛名に含めたい項目を入力してください。郵便番号や住所、氏名などに加え、送付先を管理する番号を記載しておくと、管理がしやすくなります。

enter-data-into-excel

氏名・住所などのデータを入力しましょう。入力した内容はそのままラベルに反映されるため、漢字や敬称などミスのないように注意してください。

流れ3 Wordの差し込み印刷機能を利用

Wordを起動して「差し込み印刷の開始」から「差し込みウィザード」をクリックします。
差し込み印刷の画面が表示されるので、文書の種類を「ラベル」に設定してください。

mail merge

「ラベル オプション」の設定を開き、宛名ラベル用紙の品番を選択しましょう。

label-option-setting-screen

流れ4 Excelデータを読み込みプリンターで印刷

「宛先の選択」から「既存のリストを使用」を選択します。

mail-merge-2

先ほど作成したExcelの宛名リストを選択してください。

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宛名リストの内容をラベルに反映させ、デザインを決定します。エンターキー(改行)とスペースキー(空白)を使って、バランスよく文字の配置を整えましょう。

word-address-screen

完成したら、プレビューで確認します。画面に表示されたデザインがそのまま紙面に印刷されるため、問題ないか最終チェックをしましょう。

word-address-review-screen

宛名ラベルを印刷し、ラベルシールの完成です。プリンターに用紙をセットするときは、裏面に印刷してしまわないように印刷面の向きに注意してください。

print-settings-screen

ラベルシールを印刷会社に発注した場合の大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 見積もり
  2. デザインの作成
  3. 注文とデータ入稿
  4. 試作品の確認
  5. 完成品の受け取り

流れ1 見積もり

まずはホームページにある見積もりフォームから必要事項を入力し、無料でお見積もりを頂きましょう。ラベルのサイズや形状、注文数など、イメージが具体的になっているほど、正確な金額が算出しやすくなります。

適している素材や粘着タイプがわからなければ、注文前に相談も可能です。困ったときに最適な選択肢を提案をしてくれることは、印刷会社に依頼するメリットでもあります。

流れ2 デザインの作成

予算のイメージが立ったら正式にラベルのデザインを決定します。基本的に自社で作成することが一般的ですが、作業を集約化させたい場合はデザインまで任せられる印刷会社を選びましょう。

デザインは商品の魅力を左右する重要なポイントなので、妥協しないことが大切です。実際のパッケージや瓶などにラベルを貼ったときのイメージを想像しながら、納得のできるものを作成してください。

流れ3 注文とデータ入稿

デザインが完成したら、そのデザインデータは注文の際に印刷会社に入稿します。注文時に色校正や試作品の作成など、調整作業を含めながら進めることがほとんどです。

注文の際は、有料で事前試作に対応している印刷会社もあります。多少の手間と時間はかかりますが、商品を理想どおりの仕上がりにするために丁寧に進めることがおすすめです。こだわりをもって印刷会社に依頼するからこそ、妥協せずにひとつずつ進めましょう。

流れ4 試作品の確認

試作品が完成したら必ず実際の商品と合わせてみて、納得のいく仕上がりになっているか確認してください。イメージと違う、デザインを調整したいなど、変更点があればこの時点で対応することが大切です。

本格的に製造作業が開始してからの作り直しには、追加費用と時間が発生する場合があります。トラブルを避けるためにも、確認作業は丁寧におこないましょう。

流れ5 完成品の受け取り

完成したラベルが納品されて、正式に依頼が完了します。印刷会社によって異なるものの、作成した版はある程度の期間保存されることが一般的です。保存期間中の再注文であれば版の作成費用がかからず、初回よりも低コストで注文できます。
同じデザインで再度ラベルを作成する可能性がある場合は、保存期間を必ず確認しておきましょう。当社では、版と抜き型は最終注文から3年間保管しています。商品用のラベルシール作成をご検討中の方は「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。

ラベルシールの作り方で差別化を図れる3つのポイント

ラベルシールで商品の魅力を演出するために、抑えておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 特殊加工
  • 素材
  • 形状

ポイント1 特殊加工

箔押しシール

ラベルシールの加工技術には、一般的な絵柄のプリント以外に特殊なものが数多くあります。代表的なものは以下の通りです。

  • 箔押し
  • エンボス加工
  • 両面印刷

箔押しとは、ロゴや強調したい部分に「箔」を熱圧着させる加工技術のことです。高級感のある演出に向いています。

エンボス加工は印刷ではなく凸凹でデザインを表現するため、控えめながらも上品な印象を与えられることが特徴です。

両面印刷は接着面からも印刷が見える方法です。クリアボトルなどのラベルに使えば、消費者の関心を引く要素にもなるでしょう。どの角度から見ても華やかさがあります。

普段は聞きなれない加工技術でも、専門業者に相談すればイメージやデザインに合わせて最適な提案をしてもらえます。ワンポイントで使ったりバランスよく組み合わせたりと、商品に応じて工夫するとより効果的です。

箔押しシール | 加工方法から色の種類、良品の見分け方を解説
エンボスシールを解説 | ワンランク上の印象で差をつける!
両面印刷シール | 透明ボトルをお洒落に演出できます

ポイント2 素材

すみだ北斎美術館 ホログラムシール
すみだ北斎美術館 ホログラムシール

ラベルシールの素材は、大きく分けて以下の2種類があります。

  • 紙素材
  • フィルム素材

紙素材の特徴は、質感のバリエーションが多く、ナチュラルな肌触りからツルツルとした触感まで多様な種類があることです。箔押しやエンボス加工との相性もよく、高級感を演出するのに向いています。素材ならではの風合いをデザインの一部として取り入れることも可能です。

フィルム素材は耐久性・耐水性に優れているため、屋外や水周りの使用にも向いています。貼ったりはがしたりする作業に適しているため、強度が必要な場面ではとくに利用されることの多い素材です。

紙素材・フィルム素材には広く利用されているものから独自性の高いものまでさまざまな種類があります。完成イメージや使用目的によって最適な素材を選択しましょう。

ポイント3 形状

オリジナル ノベルティシール
オリジナル ノベルティシール

ラベルの形状をオーダーメイドで決められるのは、デザイン段階で入念に打ち合わせができる専門業者ならではの強みです。一般的な四角形や楕円形だけでなく、商品それぞれに合わせて独自の形に仕上げられます。自由度が高い分、商品のオリジナリティや洗練された雰囲気を演出する効果が期待できるでしょう。

ただし、ギザギザの形状やシルエットに合わせた変形など、特殊な形状はシンプルな四角形や丸型に比べて高くなります。どのくらいの費用がかかるのか事前に確認しておくことが大切です。

当社では、幅広い素材や加工方法でのシール作成に対応しております。検討中の素材や形状など、制作イメージや用途が決まっている場合は「お見積もり」からお気軽にご連絡ください。

ラベルシールの作り方にこだわるべき3つの理由

ラベルシールの発注先にこだわりをもつべき理由は、以下の通りです。

  1. 見た目のクオリティが高い
  2. 機能性に優れている
  3. 商品の付加価値が高まる

理由1 見た目のクオリティが高い

専門業者と試行錯誤を重ねて完成したラベルは、仕上がりのクオリティが高いことが魅力です。質感や色合い、再現性の高さなど、デザインの細部までこだわり抜いたラベル作りができます。

商品の独自性を引き出したい、高級感や特別感を演出したいというのであれば、オーダーメイドのラベル制作がおすすめです。専門業者ならではの技術とていねいなヒアリングで目的に合ったラベルを作成できるでしょう。

理由2 機能性に優れている

専門業者が作成したラベルは、機能性にも優れています。実はラベルの使いやすさは、使用する素材や糊の種類に大きく左右されるものです。

粘着の強さや剥がしやすさ、温度差への適応など、使用目的によって最適な材料を使い分けなければ、利便性の高いラベルは作れません。デザインだけでなく商品の用途も考慮してぴったりな選択肢を提案してくれるのも、専門業者ならではの魅力です。

理由3 商品の付加価値が高まる

専門業者で作成したラベルは、商品の付加価値を高めるのに効果的です。オーダーメイドで作成するため独自性が高く、ブランドや商品ならではの魅力を演出できます。

とくに箔押しなどの加工技術を取り入れたり、こだわった素材を採用したりすることで、商品自体が唯一無二の仕上がりになるでしょう。ほとんどの商品は購入前に中身を試せません。だからこそ、見た目で付加価値を高められるラベルにこだわることは、商品の魅力を伝えるうえで重要な役割を果たしているのです。

商品ラベルをデザインする際のポイントとは?作り方や素材を解説

商用のラベルシール作りでは専門のシール印刷会社がおすすめ

ラベルはブランドイメージや売上を左右する、商品の「顔」ともいえる存在です。高級感や世界観を演出するうえで重要なツールのため、うまく活用する必要があります。

手軽で安価なラベルが悪いわけではありませんが、費用や工数が異なる分、仕上がりに差が出てしまうことは避けられません。競合との差別化を図りたい場合は、専門の印刷会社へ依頼しましょう。

当社では、商品やブランドの魅力を演出するオーダーメイドのラベルシールを制作できます。お問い合わせ・お見積もりは24時間無料で受け付けているので、お気軽にご相談ください。

そのお仕事、私たちにお任せください。
ご満足頂けるようサポートします。

この記事を書いた人

小島 哲也のアバター 小島 哲也 creative director

取引実績は11万社以上、年間約3,000件のシール印刷の案件を受注。
他とは違った魅力的なシールを適正価格で作製しています。

常に私の頭のど真ん中にあるのは「満足のいくシールをお作りする」です。

お気軽にお問い合わせください。何かお役に立ちます。

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