オリジナルポッティングシールの制作を考えてるあなたに。

2024年10月15日

オリジナルポッティングシーはプレミアム感を演出するのに有効です。

ポッティングシールとは、印刷を施されたシールの表面にドーム状のウレタンが凝固しているシールの事を指します。耐水・耐久性も優れているので、屋内はもちろん屋外での使用も可能です。詳しくは、ポッティングシールとは樹脂を盛って固める特殊加工を参考にしてください。

今回は、優れたオリジナルポッティングシールを紹介します。現在ポッティングシールの作成をお考えの方に読んでいただけると幸いです。

即日対応します。ぜひ一度お試しください。

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オリジナルポッティングシールのデザインはシンプルでOK

株式会社モノリスファクトリーのポッティングシールは、80×30mmのスペースにロゴマークとURLと罫線で構成され、刷り色は２色（墨とPANTONE5803C）でシンプルなデザインになっています。

こちらのシンプルなデザインのシールが、ポッティング加工により大きく変化する様を確認してほしいです。

ビフォーアフター

ポッティングシールはまず「印刷＋抜き加工」→「ポッティング」の２つの工程を経て完成になります。
それではビフォーアフターを見てみましょう。下記は先ほどのデザインを印刷したシールです。

そのシールにポッティング（樹脂盛り）加工を施すと下記のような仕上がりになります。

印刷のみと比べ、印象に大きな変化が生じたのではないでしょうか。これがポッティング加工です。つまり、ポッティングは通常のシールに比べ高級感が一気に増します。

価格

正直なところ、ポッティングはコストのかかる加工です。完成までに、印刷加工＋ポッティングの２つの工程があるため加工費が重なります。また、ポッティングに使用する樹脂が安価ではありません。通常のシールやステッカーに比べ２〜３倍近くコストがかかります。

今回のデザインで作成すると下記価格になる（当社価格）

寸法：80×30mm
形状：長方形
材質：白塩ビ80μ（一般粘着）
色数：２色
印刷：凸版印刷
加工：ポッティング
数量：1000枚
価格：合計81,000円（内訳：1000枚×@76円+初期費用5,000円）

使用材質

各印刷会社、ポッティングシールに採用している素材に違いはありますが、弊社は「塩ビ素材」や「PET素材」を推奨しています。

理由は、樹脂との相性と耐久性に長けているからです。また、「ホログラムPET」「金ツヤPET」「銀ツヤPET」はデザイン的にポッティングと相性が良い素材なので他と差別化を図りたい場合は試してると良いです。

反対に「PP素材」は相性が良くないので避けたほうが賢明です。

また、「紙」に関しては、相性が悪い場合が多く、耐久性も低いのであまりオススメできなません。デザイン的な問題で特殊な紙に挑戦したい場合は試作を行うことをおすすめします。

注意点

また、貼付の際にも注意して頂きたい点があります。ポッティングシールはフラットな面にしか貼れません。ポッティングは樹脂とはいえ凝固すると硬くなってしまうため、曲げようと力を加えれば反発します。つまり、湾曲部分に貼付すると剥がれてきてしまいます。被着体はフラットである事を必ず確認しておいてください。

ちなみにポッティングシールの厚みは約2mm。通常のシール0.1mmに比べると20倍も厚みがあります。

更にもう一つ注意してほしいのは、ポッティングシールの「仕上がりの形状」です。前述した通りポッティングは、既にカッティングされたシールに樹脂を適量垂らす。その際に樹脂（液体）がもつ表面張力でプックリとした形状を保っているため、樹脂が多すぎるとシールの外に溢れてしまいます。

その為、ポッティングは鋭角なデザインが苦手です。四角や丸といった簡単な形状ならまったく問題ないのですが、鋭角で画数が多い変形デザインの場合は一度問い合わせてください。