ノベルティシールやステッカーの制作方法!マーケティング効果も解説

ノベルティシール 制作

ノベルティシールやステッカーは、イベントの告知や特典として配布されることの多いアイテムです。制作にコストはかかるものの、計画的に使えば高い広告・販促効果が期待できます。

本記事では、ノベルティシールの具体的な作り方や、マーケティング効果を高めるコツについて解説します。うまく活用して、集客やブランドイメージの向上につなげましょう。

当社では、さまざまな形状・大きさのノベルティシールをオーダーメイドで作成しています。イメージどおり通りの仕上がりになるように、徹底したヒアリングとサポートを行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。

即日対応します。ぜひ一度お試しください。

目次

ノベルティシール・ステッカーの役割

オリジナル ノベルティシール
制作事例 verve coffee|ノベルティシール

ノベルティシールとは、展示会やライブなどのイベントに来場した人に、無料でプレゼントするシールのことです。購入者限定の特典として配布されることもあり、イベントのプロモーションに使われています。

シールとステッカーの違いに明確な定義はありませんが、屋外でも使用できる丈夫なものがステッカー、屋内での使用を前提としているのがシールとされることが一般的です。

もらった人が持ち物や目立つところに貼ることで大衆の目に留まるため、広告・宣伝効果が期待できます。参加者の満足度を上げるだけではなく、新規顧客を呼び込む役割も果たしている販促アイテムです。

オリジナルのノベルティシール・ステッカーを制作する手順

こちらでは、ノベルティシール・ステッカーを制作する手順について解説します。オリジナルのアイテム作りをご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

  1. デザイン・サイズを決める
  2. 素材・粘着タイプを決める
  3. 取り入れる加工技術を決める
  4. 見積もり・発注をする

手順1 デザイン・サイズを決める

まずは、ノベルティシールのデザインとサイズを決めましょう。
シールは1枚ずつ配るため、多くの場合、断裁仕上げやブチヌキ仕上げを選択します。それぞれの特徴は以下のとおりです。

シールの形状特徴
1枚カット(安い)・シールが1枚台紙に乗っている
・台紙の方が若干大きい
・台紙の方が大きいのでシールが痛みにくい
・価格重視なら1枚カットがオススメ
断裁仕上げ・四角形にのみ対応
・シールの上下左右を裁ち落とした仕上げ方
・台紙とシールがまったく同じ大きさになる
・ステッカーに多い形状
ブチヌキ仕上げ・変形シールに適している
・変形の型で台紙ごとブチ抜く仕上げ方
・台紙とシールがまったく同じ形になる
・販売用ステッカーに多い形状

断裁仕上げは天地左右を切り落とすため、四角形に仕上がります。ブチヌキ仕上げは抜き型から作成するので、ご要望に合わせて複雑な形のカットも可能です。※鋭角になり過ぎている場合は印刷会社が修正してくれます。

また、1枚ずつ配るノベルティシールは、大きすぎても小さすぎても扱いにくくなってしまいます。参加者や購入者が受け取ったあとも使いやすいようにサイズ感にも配慮することが、満足度や利用率を向上させるコツです。

手順2 素材・粘着タイプを決める

シール 素材
シール 素材

次に、素材や粘着タイプを選びましょう。シールに使われる素材は、紙やフィルムなど、それぞれ異なる特徴をもった多様な素材があります。同じ紙素材のなかでも光沢があるものから和紙のように独特の風合いをもったものまで、素材によって特徴はさまざまです。

また、実際の利用シーンによっては、耐水性・耐久性など、機能面も意識する必要があります。デザインや完成後のイメージを明確にして、最適な素材を選択してください。

中でも、特にユポというフィルム素材をおすすめしています。安くて耐久性もあるので消費者にとってもありがたい素材になるでしょう。

手順3 取り入れる加工技術を決める

デザインに合わせて加工技術を取り入れると、シールをより魅力的にするアクセントになります。
ノベルティシールによく採用される加工技術は、以下の表のとおりです。

加工方法概要
箔押し・金箔や銀箔などの「箔」をデザイン面に転写する加工技術のこと
・高級感が演出できることから、多くのシールで取り入れられている
エンボス加工・シールに型を押し付けて、凸凹でデザインを表現する加工技術のこと
・紙素材に限定されるが、差別化が得られる

加工技術を取り入れると、シールにオリジナリティが生まれます。素材やデザインとうまく組み合わせて、イベントやブランドのイメージが向上するようなノベルティシールに仕上げましょう。

手順4 見積もり・発注をする

シールの最終的なデザインが決定したら、見積もりをします。制作スケジュールや納期について、この時点で必ず確認しておきましょう。問題がなければ正式に発注し、商品が完成するまで待ちます。有償になりますが量産前の試作も可能です。必要に応じて利用してみてください。

当社では、お問い合わせから商品の完成まで、専門知識をもったスタッフがお客さまをサポートしています。有償のサンプル制作も可能なので、オーダーメイドのシール作成をご検討中の方は、お気軽に「お問い合わせ」ください。

ノベルティシール・ステッカー制作で期待できる3つのマーケティング効果

ノベルティシールやステッカーの制作にはコストがかかりますが、それでも作成するメリットがあります。グッズを作ることで、以下のようなマーケティング効果が期待できるからです。

  1. 企業やブランドの知名度が向上する
  2. 自然な形での広告・宣伝ができる
  3. 単純接触効果(ザイオンス効果)で親近感が構築される

効果1 企業やブランドの知名度が向上する

ノベルティシールやステッカーには、企業やブランドの知名度を向上させる効果が期待できます。シールは視覚的なインパクトが強く、見た人の印象に残りやすいアイテムです。企業やブランドのロゴでノベルティシールを作成すると、企業の認知度を高められます。

さらに、無料で魅力的なアイテムを提供することは、企業のイメージアップにも効果的です。自社を知らなかった顧客層にもリーチしやすくなる上に、既存顧客の好感度や満足度の向上も目指せるでしょう。

効果2 自然な形での広告・宣伝ができる

配布したノベルティシールやステッカーを使ってもらえると、新たな顧客層に向けた広告・宣伝効果が期待できます。ただし、使用する人が少ないと効果が薄れてしまうため「使いたい」と思われるような魅力的なデザインに仕上げることが大前提です。

集客を増やしたい時期の数カ月前に配布するなど、タイミングを見計らう必要もあります。長期目線で戦略を立てながら、効果を最大限にできるよう計画を立てましょう。

効果3 単純接触効果(ザイオンス効果)で親近感が構築される

ノベルティシールには、単純接触効果(ザイオンス効果)で顧客との間に信頼関係を築く効果が期待できます。単純接触効果とは、同じ人やモノに繰り返し接触することで、対象に好印象を抱きやすくなる効果のことです。

ノベルティシールを日常で使ってもらえると、使用者は企業やブランドと接触する機会が増えます。繰り返しふれることにより、イメージアップや親近感の構築につながるでしょう。

ノベルティシール・ステッカー制作の効果を最大限に高める3つのコツ

ノベルティシールやステッカーの販促効果を最大限に高めるコツについて解説します。戦略設計にも役立つ3つのコツは、以下のとおりです。

  1. 利用シーンを想定して最適な素材を選ぶ
  2. シーンを限定して計画的に配布する
  3. こだわりのあるシール印刷会社に依頼する

コツ1 利用シーンを想定して最適な素材を選ぶ

屋外と屋内のどちらで使うのかなど、利用シーンを具体的に想定して、最適な素材を選びましょう。

ヘルメットや車など、屋外で使うことを前提とするなら、耐水性・耐久性に優れた素材を採用することが大切です。使用場面まで意識して制作することで、実際に使ってもらえる可能性は向上します。

無料で配布するものだからと妥協せずに制作することが、ノベルティシールの広告・販促効果を高めるコツです。

コツ2  シーンを限定して計画的に配布する

制作したノベルティシールは、時期や場所を限定して計画的に配布しましょう。

「簡単には手に入らない」ことも、顧客に提供できる付加価値のひとつです。いつでも手に入る状態になってしまうと特別感が薄れ、顧客のなかで価値が下がってしまう可能性があります。

イベントに応じて異なるシールを用意する、期間を過ぎたら配布を終了するなど、希少性を保つ工夫をしましょう。

コツ3 こだわりのあるシール印刷会社に依頼する

丁寧なヒアリングで相談しながらシールを作れる、こだわりのあるシール印刷会社に依頼しましょう。安価な大量注文だと、デザインの再現性や仕上がりのクオリティには限界があります。手軽に注文できることは魅力的なものの、事前の打ち合わせや意見のすり合わせなどは対応してもらえないことがほとんどです。

シール作りを専門としている印刷会社であれば、丁寧にヒアリングした上でオーダーメイドのシールを制作できます。シールのもつマーケティング効果を最大限に発揮するためにも、妥協せずに仕上げてくれる印刷会社を選びましょう。

当社では、細部のクオリティやシールのもたらす付加価値にこだわりぬいて制作を行っています。「お問い合わせ」は24時間無料で受け付けています。お気軽にご連絡ください。

ノベルティシール・ステッカーの制作事例

こちらでは、当社で制作したノベルティシール・ステッカーの一部を紹介します。

  1. 一般社団法人42tokyo|ホログラムシール
  2. BEATINK.COM BIG THIEF|ノベルティシール
  3. freee株式会社|ノベルティシール

制作事例1 一般社団法人42Tokyo|ノベルティシール

イベント告知用のホログラムシールです。

シール印刷事例:42 Tokyo様
制作事例 一般社団法人42 Tokyo|ノベルティーシール

ノベルティシールを6種制作しました。素材は人目を引きやすいホログラムフィルムを採用したり、耐久性の高い塩ビ素材を使用しました。変形で打ち抜きつつ、刷り色を黒1色にすることでコストが抑えられています。また、全てラミネート施し、耐久性の高い仕様になっています。PCに貼っても、屋外用のアイテムに貼ってもOKです。

制作事例2 BEATINK.COM BIG THIEF|ノベルティシール

こちらは、米NYブルックリンを拠点とするインディーズのフォークロックバンド「BIG THIEF」のアルバムに同封されたノベルティシールです。

Big Thief シール
制作事例 BEATINK.COM BIG THIEF|ノベルティシール

耐水性・耐久性のあるユポ80µ(溶剤強粘着)というフィルム素材にマットラミネート加工を施しています。サラサラとした高級感のある手触りで、水にも強いことが特徴です。ブチヌキで仕上げているため、余分な台紙が見えない分デザイン性の高さが際立っています。

制作事例3 freee株式会社|ノベルティシール

クラウド会計ソフトで有名なfreee株式会社のノベルティシールです。

freee ノベルティシール
制作事例 freee株式会社|ノベルティシール

ユポ80µ(水溶強粘着)というフィルム素材に印刷をし、その上にマットラミネート加工を施しました。ラミネート加工には、擦れによってインクが削れたりしないので、印刷の耐久性を向上させる効果があります。

変形の型でブチ抜いた独自の形状が特徴的で、企業イメージの表現にこだわったノベルティシールです。

ノベルティシール・ステッカーの制作はシール印刷会社に依頼するのがおすすめ

ノベルティシール・ステッカーは、認知の拡大や販売促進につながるアイテムです。

計画的に取り入れることで、高いマーケティング効果が期待できます。そのために大切なのは、日常生活のなかで実際にシールを使ってもらうことです。

企業やブランドのイメージに付加価値をもたらせるように、魅力的なノベルティシールを作成しましょう。

当社では、ノベルティシールやステッカーを始めとして、さまざまなタイプのシールをオーダーメイドで作成しています。制作をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

即日回答します。ぜひ一度お試しください。

この記事を書いた人

小島 哲也のアバター 小島 哲也 creative director

取引実績は11万社以上、年間約3,000件のシール印刷の案件を受注。
他とは違った魅力的なシールを適正価格で作製しています。

常に私の頭のど真ん中にあるのは「満足のいくシールをお作りする」です。

お気軽にお問い合わせください。何かお役に立ちます。

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